HODOKOSU は、現在準備中です。

2017/12/07 07:43

屋号(将来的に)でもありブランド名でもあるHODOKOSUは、
ガラス花器をメインにし、花装飾、水引アートを組み合わせた総合的なものです。

ガラス花器だけでも、花装飾だけでも、水引アートだけでもいいのですが
それぞれ常に大切にしていることがあります。

それは、HODOKOSUに触れることで
優しい気持ちになること
嬉しい気持ちになること
自分の心に自然と(無意識に)向き合うこと
生命を感じる心を持つこと・気づくこと(花装飾)

これらを感じていただけるような意識を持ちながら制作しています。

 

制作者側の押し付けはしたくない

takara

個人的には自分がこういう気持ちやテーマで作ったものでも
相手にとってはそう捉えることができないことの方が多いと思っています。

というのも人それぞれ生まれ持った感性が違ければ、育ってきた環境も違うわけです。
それを無理やり作者がこういう考えを持って表現したものをそのまま受け取るように
促すのはいいとしても、やりすぎはするべきではないという主義だからです。

逆に相手がなぜそう感じたのかを聞いて見る方が新しい発見があるはず。
そこから自分の壁だったり、新たなインスピレーションにつながったり
あえて自分のスタイルを崩し、違う視点から観ることができるかもしれません。

相手の感性や感受性は宝の山です。
相手は自分の鏡と言われますが、自分では見えない背後の風景(感性や感受性など)を
明確に写してくれるものだと思います。

 

生命を感じることは自分と向き合うこと

flower

そして、花装飾で生きている花を扱う時には
必ず花そのものの生命を大切にしています。

生ける時、花束を作るときは必ず何に使うのか、誰に渡すのかを
花に話しかけて伝えます。不思議とそうすると花そのものが輝きを増してきます。

気のせいだと言われればそれまでですが、そういう人はそれでいいです。
でも間違いなく言えることは花の持ちが違います。
大事に思う気持ちを込めながら毎日水切りしていれば1週間くらいは基本持ちます。

花を花瓶に生けたとき、それがきちんとまとめたものなら尚更ですが
それを見た時にふと優しい気持ちになったり、ふと何か感じることがあると思います。

生きている花は不思議と無意識に自分の心と向き合わせる力を持っています。

だからこそ花を生けるときはそのことを大事にしつつ
自分が表現したいこと、綺麗に見えるようにしていくことを意識しています。

 

和紙継ぎ紙のガラス花器でも目指していく

higuchiayumi.bdlive1

ガラス花器では生命を感じるようにするには作品のテーマにもよりますが
目指せるテーマの時は目指していきます。

ガラス花器の方は常に何かを感じて、五感を刺激する(味覚はない(笑))
そして、ガラス花器を見ていたら、ふと自分の心と会話していた、という
人の無意識に語りかけるような作品を目指していきます。

常に勉強と発見、気づきの連続で終わりがないもの。

奥が深く、ある意味「道」です。

「道」だからこそ終わりがなく、常にチャレンジしたり
色々な方法を試したり、自分の感性を磨き、感受性を高め、進化し続けていく。

大切なことを大切にし、伝えたいことを伝え続けるために。